2006年07月06日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 3631 count

一見冴えない青年が、実は頼れる知恵者である意外性を綺麗に描く良作!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のポケモンAGの感想。

サブタイトル §

「エイパムと王様!」

あらすじ §

 サトシ達は、毎年王冠に争奪戦をやってその年の王様を決める村に遭遇します。

 その村の青年、ヒヨシと知り合います。

 王冠の争奪戦が始まりますが、サトシのエイパムがそれを持ち去り、頭から抜けなくなります。

 ヒヨシの知恵によって、ロケット団の襲撃を退け、エイパムの王冠を外すことに成功します。

 そのとき、太陽が沈み、その時点で王冠を持っていたヒヨシが次の年の王様に決まります。

感想 §

 いかにも王様向きではない……というムードで登場するヒヨシ。

 しかし、サトシ達のピンチを、次々と知恵によって解決する彼は、本当に頼れます。

 こういう人物が、本当の意味で王様にふさわしいと言えるのでしょう。

 そういう良い話を描いているだけでなく、サトシの描写もなかなか素晴らしいですね。身体を張ってエイパムを助けようとするところは、特に良いですね。更に、エイパムがさらわれそうになった時、ピカチュウに自分ごと10万ボルトを撃たせるサトシはさすがという他ありません。まさに、自分の身を投げ出して、エイパムを助けようとしているわけですね。

 こういう、まさにポケモンと肌を接するような交流のドラマは、とても丁寧に作品作りをしているからこそ出てくるものでしょう。今回は、特に優れた内容だったと思います。

今回の一言 §

 王様を目指す人たちの中で、おでこでヘソ出しのお姉ちゃんが、スマートな感じでちょっと好みのタイプかも。